Psychic Awareness
目の前にいる女性が発する言葉には、ものすごいパワーとエネルギーがあった。
何かにとりつかれたように、何かに言わされているかのように。
でもそれは、いわゆる超常現象的なものではまったく無くて、とても現実味のあるもので。
何より、ハートがあった。温かかった。
自然と、涙が目に溢れてきてしまったので、「ちょっと泣きそうなんスけど・・・」と言いたかったが
そんな隙さえ与えない空気感と説得力。涙も流れる前に引っ込んだ。
何?何?これは何ーーっ!?という感じ。
初めて電話をした時から、何かを感じていた。
なかなかエネルギッシュな声が、受話器の向こうから聞こえていたからだ。
大きな声とはまた違うのだけど・・・、とにかくパワーのある声というのかな。
エネルギッシュすぎて声が割れてしまっていたので、住所を聞きとるのに一苦労・・・(笑)。
翌日に訪問という素早い展開に。ちょっと遠い隣の市まで電車とバスを乗り継いで。
閑静な住宅街にあるとある家のキッチンで、とても感じの良い女性とのマンツーマン。
いわゆる、リーディング・セッション。思えば、英語でのセッションは初めてだ。
私は、スピリチュアルなこととかサイキックなことを、あまり信じるほうではない。
霊感が強いわけでもないし、何かを感じ取る力というものも人並程度だと思っている。
ただ、人とのつながりやご縁など、目に見えないものでも信じているものがあるぐらい。
何かにつまずいたり、答えに迷ったりした時も、その渦中には人にはあまり相談しない。
話すことがあったとしたら、人を選ぶし、答えがある程度自分の中に出来てからにしている。
だから今回も、あ、今かな、と自然の流れの中で彼女にコンタクトをとったし
彼女にもそう見透かされていたのだと思う。
私が彼女に伝えたことは、ファースト・ネームと誕生月のみ。
次の瞬間、怒涛のごとく、ポンポンと彼女の口から出てくる事実は、私ししか知らないことだらけ。
ピンポイントで指摘してくれるので、わかりやすいし、思い当たる節だらけで驚きの連続。
一通り終わってからようやくこちらから質問させてくれるのだけれど
質問する前にほとんど答えを言ってくれていた。。。すごいすごい。
でも、それではナンなので(笑)、質問の質をちょこっと変えて彼女にぶつけてみたら
「良い質問するわね。。。」と考え込みながら、でもきちんと真っ直ぐに答えてくれた。
最後に1枚引いてくれたエンジェル・カード。そこに書いてあった言葉とは・・・
今まさに私がしなければいけないこと、そのまんまだった。
偶然が、必然になった瞬間。 背中がゾクゾク。
「いろいろとスタックしたこともあったみたいだけど
日本でもカナダでも、良い人たちに囲まれて恵まれてるね。」と彼女。
ほんとうに、そうだと思う。
すべてのことに、またまた感謝する夏の日の午後。
by yuru-life | 2010-08-06 05:11 | Life