<   2010年 02月 ( 4 )   > この月の画像一覧

 

Having a peaceful mind...


c0195804_1911413.jpg


幸せってなんだろう?

心にポッカリと穴が開いたまま
とうぶん埋まりそうにないこの空虚な気持ち。

虚しさ、切なさ、憤り、悲しさ、寂しさ、悔しさ、、、
そのどれもであって、どれでもないような、複雑すぎる気持ち。

ごまかせない想いを胸に秘めながら
それでも日々が淡々と過ぎてゆく。



あの日から、人を信じることができないでいる。
寄りかかったら、突然また背を向けられてしまうのではないかという恐怖心がつきまとう。
抜け出したいのに、抜け出せない。
こんな思いは、もう二度としたくない。

だからこそ、自分でなんとかしなくては、もっと強くならなくては、と思いすぎてしまう。
そして、気がついた時には身体が悲鳴をあげて壊れている。
なんの前触れもなく突然爆発する、この爆弾。
ひとたび爆発してしまったら、白い天井を見つめる日々が何カ月も続く。
必要なのは、やっぱり、“バランス”だ。

だけど、人間関係というやつは、そんなに簡単にはバランスがとれない。
人はみなそれぞれ、最後は自分が生きていくのに精一杯で。
結局はそれぞれ自分を守るのに必死で。
心に余裕のある生き方は、やっぱり簡単にはできないものなのかもしれない。


あまり人に期待をしちゃいけないのかな。
人は、究極には独りで生きていかなきゃいけないものなのかな。

こうやって冷静に書けるのに、気持ちが追いついていかない。
客観視できる自分もいるのに、なんかダメだ。
思考も悪循環に陥っている。
いつでも笑っていたいのにね。



せめて、自分の心の中では闘わないように。
せめて、自分の心の中だけはピースフルに。
友の言葉が胸に突き刺さる。
涙があふれ出てきて仕方がなかった。



c0195804_18555812.jpg


息が苦しくなって、呼吸がうまくできない時がある。
確かに動いて時を刻んでいるのに、針が先に進まない壊れた時計みたいに。
時間は確実に進んでいるのに、あの瞬間から、どこかで時は止まったまま。


神様は、いくつ試練をくれたら許してくれるのだろうか。

胸元のHummingbird は、いつになったら微笑んでくれるのだろうか。





あなたは今、シアワセですか?

More
[PR]

by yuru-life | 2010-02-27 00:00 | Life  

Music and Me


c0195804_2129199.jpg

私はふだん、音楽を聴かない。
というよりも、音楽を欲しない。
持ち歩くiPodを使うのは、車の中と電車の中だけ。
自分から聴こうと思う時は、ほとんど意識的に外の音を遮断したい移動中のみに限られる。
仕事で音をさんざん聴いているから、という言い訳は
仕事をしていなかった1年半余り、音楽ナシ生活でヘッチャラだった事実からも通用しない。
プロデューサー失格である。

自然にそこにある音が好きだ。
生活音、車が通る音、人の話し声、木々が風にゆれる音・・・

ただ、その音たちも、時として明確に実音で聞こえてしまうことがある。
平たく言うと、ドレミで聞こえてしまう時がある。
日常的な雑音や救急車の音、踏切の音、人の話し声、、、
そのどれもがドレミで聞こえてしまう瞬間は、本当に煩わしい。

その感覚が、絶対音感の最たるものだということを、実は大人になるまで知らなかった。
というよりも、誰もが持っているものだと思っていたから
それが特別な能力であることに気づいていなかったのだ。
私にとって、ドはド、ミはミ、ソはソだから。

ところが、こいつは日常生活においてはまったく役に立たないどころか
むしろ弊害すらあるので、永久に封印中である。
生きていく上ではまったく必要のないもの。
ふだんから、あまり意識しないようにしている。
意識していなくても、感覚はその意識をすり抜けていってしまうのだけれど。

きっとこれは、音楽をクリエイトする側、つまり私が音楽家であったとしても
あまり役に立たないものだろう。(主観的な意見だが。)
というよりも、これが無くても音楽家になれるし、実際、たくさんの素晴らしい方々が活躍している。
役に立つことがあるとしたら、耳で聴いた音楽を譜面に起こすのが楽なこと、それだけだ。
あとは、音叉の無いところで基準となる音がわかる、それだけかな。

もう本当に、難儀なことだらけ。
煩わしくてたまらないし
一度認識した曲を移調することへの抵抗がものすごくあるし
歌謡曲の歌詞がまったく耳に入ってこないのも、このせいであることに最近になって気がついた。
音が真っ先に立体的に頭の中でめぐってしまい、おまけに色までついてしまうので
歌詞が入る隙間が無いのだ。

絶対音感や色聴といった共感覚の持ち主は
みんないったいどう対処しているのか、とても興味がある。
たぶん私の場合は、せめてもの抵抗として
必然的に耳に入ってきてしまう自然にある音以外の音をあえて聴かない、ということを
無意識に選択しているのだろう。

とはいえ、音楽そのものを拒否しているわけでもない。
拒否していたら仕事ができない。
これがまた、言葉で表現するのが難しいのだけれど。

なによりも、私の仕事に必要なもの、それは
アーティストの立場、主催者の立場、技術スタッフの立場、聴衆の立場を理解した上で
いかにバランスよくそのすべてを満足させるオーガナイゼーションができるかどうか
そしてそれを総合した結果、企画者として伝えたいことをいかに明確に打ち出せるか
これに尽きると思う。
企画力の精度が問われ、ネゴシエーション能力が試される世界だ。
みんなが Happy になれるように、いかにスマートに核となって立ち回ることができるか
それには、常にいろいろなことにアンテナを張って慧眼と直観力を養い
すべてに気を配りつつ、即断即決力も磨いていないといけない。
一見華やかな世界に見えるけれど、裏方の仕事とは実にシビアなものだ。

音楽能力がどうこう以前に、必要なのは、これら。
私もまだまだ、できていない。

・・・とエラそうなことを言っておきながら、一方で正直な気持ちはこうだ。
私は、アイディアをゼロから形にしていって、いろいろな人と良いものをシェアすることが好きだ。
みんなで力を合わせて、同じ目線でひとつのゴールに向かって全力疾走すること、
その時間と感動を、多くのひとたちと共有すること。
今まではその対象が、たまたま生まれた時から身近にあった音楽にすぎなかったのかもしれないし、それを専攻したのも、仕事にしたのも、たまたまだったのかもしれない、と。

もっともっと、その対象を広げたい。

私にとって、音楽は特別な存在ではあるけれど
No Music No Life ではけしてない。
むしろ、No Friends No Life,  No People No Life だ。
そのどれもが、協力してくれる人がいなかったら、できなかったことだから。


今、目の前に、テレビ番組を作るチャンスが転がっている。
興味津々の、ドキュメンタリー制作。
業界は違えど、プロデュースに必要な強い気持ち、熱意は、同じ。
求められる企画力も、同じなはず。

あとは、タイミングと嗅覚。
良いものをかぎあてる嗅覚を、もっともっと磨かないといけない。

さて、何を提案してみようかなぁ。


+++


別番組ではあるが、国内外で活躍する日本人にスポットをあてる老舗番組で
昔、一緒に仕事をした音楽家がフィーチャーされることを偶然知った。
15歳で単身渡英した彼は、いわば逆輸入状態で日本に活動の場を求めた。
すでにヨーロッパでは活躍していたが、当時日本ではほとんど無名だった。
日本の音楽事情にについては、右も左もわからないといった様子だったのをよく覚えている。
初対面では、お父さんと一緒だったな(笑)。とても微笑ましい親子だった。
とあるプロジェクトで招聘していた関係で、私はいろいろと彼の質問に答えたり
同世代の友人としてなぜか身の上相談に乗ったりもしていた。
案の定、ものすごく才能のある人だったので、その後はもう飛ぶ鳥を落とす勢いで大躍進。
現在では世界の注目を浴び、引っ張りだこのアーティストになっている。

ちょっとクセはあるがもともと人懐っこい性格の持ち主で、どこにでもすぐに融け込んでしまう人。
折にふれて、ロンドンに来るように誘ってくれていたのだが、10年前を最後に訪れるチャンスも無く
私が仕事を辞めてからはすっかりご無沙汰だ。

この番組出演を機に、一躍ビッグネームになった日本人は数多い。
以前は売り込みをかける側だったのに
現在はこの番組を制作するプロダクションに籍を置いている私。フシギ。
そして偶然にも、次回、彼が取り上げられることをこのタイミングで知るフシギ。


めぐりあわせとは、不思議なものだ。
さほど大差ない年齢なのだが、勝手に母のような気持ちで番組を観ることにしよう。


c0195804_213055.jpg


そういえば。
オリンピックを観ていて想うこと。
昨シーズン、ウィスラーでスキーガイドの仕事に誘われたことがあった。
メインの仕事は別にあって、サイドとしてガイドをすることが条件だった。
なかなかウンと言わない私を連日熱心に口説いてくれた人がいたのだが、
技術云々以前にスキーガイドをしている自分がまったくイメージできず、加えて
他に優先すべきことがあったので、メインの話そのものを断った。
今でもまったく想像できないし、むしろとまどいを先に感じたので
受ける話ではなかったのだと思う。

もし受けていたら、今ごろ私は現地でオリンピックを体験していたのだろうか、と
今となってはどうでもいいことをふと思ってしまった。


頭で考えるよりもまず心がワクワク湧き立つかどうか、
人から言われてハっと気がついたことなのだが
これが、私の中でのGOサインの基準なのかな、と感じている。

その選択に、後悔は、ない。

そして
いつも、いつでも
心がワクワクする何かを追い求めている自分が
確かにここにいる。


c0195804_22103.jpg

              @ Rainbow Park, Whistler           photo by K
[PR]

by yuru-life | 2010-02-20 00:02 | Life  

Happy Olympics !!


c0195804_20205035.jpg

いよいよ始まった、バンクーバー・オリンピック。
開会式ウォッチャーとしては、渡加したてで見逃した北京五輪の二の舞は御免なので
準備万端にしてテレビの前に座っていた。
あ、久しぶりにテレビをちゃんと見るー!

最初から最後まで、バンクーバーの友とチャットをしながら
あーでもないこーでもないとワイワイ談義しながらの観賞。
バンクーバーのCTVはさすがにCMが入るらしく、その間の実況中継を日本からして
日本ではライブ中継が終わってしまった後の、聖火がウェイン・グレツキーによってウォーターフロントに点火される様子を逆に教えてもらった。ルートを頭の中に描けるから、おもしろい。

最後のハプニングは、カナダらしいなぁと思いながら。
なんてったって、ツメが甘いカナダ(笑)。そんな国。大目に見ないと。
でも、彼らは心から楽しんでいる。
そんな雰囲気が、画面からビシバシ伝わってきて、なんだか和んでしまった。

開会式後のBCプレイスの花火やトーチリレーの最後や街の様子が見たかったな。
NHK的には、これは逆にハプニングだったのかな?

悲しい事故のニュースとともに始まった冬のオリンピック。

ふだん見ないテレビをじっくり観ることにしよう。
[PR]

by yuru-life | 2010-02-13 21:07 | Event  

Meet Up in the mountains


c0195804_21473883.jpg

いつもの群馬から新潟へ遠征。
大雪の後なので、遠くの山々まで真っ白。
晴天無風の良きコンディションの中、バックカントリーへ。
視界が開けている山が、やっぱり好みだ。登っていて楽しくて、テンションが上がる。


c0195804_21495287.jpg

ゲレンデに戻ってきてレストハウスで、またまた知ってるガイドさんに遭遇。
そして、次の瞬間、なんだか見覚えのある顔が遠目に見えた。
でもすぐには誰だか思い出せず、トイレに行ってしばし考え、戻ってきてもう一度顔を見たら
向こうも気がついたよう。

えーーっと、もしかして・・・

あーどうもどうも! とお互いすぐに笑顔に。
しょっちゅう行っているアウトドアショップの副店長だったOさん。
ソフトな語り口と丁寧かつ的確なアドバイスが私の中で好感度ナンバーワンだった人(笑)。
とにかくスキー大好き!な兄ちゃんで、こんど一緒に滑りましょう!としょっちゅう話しながらも
転勤してしまって何年も会えずじまいだったのだ。
思いがけない久しぶりの嬉しい再会! しかもフィールドで。

ちょうどOさんと一緒に滑りに来ていたTさんが、友人たち御用達の同じショップの別支店の店員さんでこちらも偶然の再会ということで、みんなで大盛り上がり。

それならば、ということで、さっそくフィールド・セッションへGO!
「この集団、カッコいい~!Wow~~!」とTさん、大声で叫びながらコース外へと消える。
そう、滑るところは、当然のようにコース外。
みんなハイテンションでがんがんスプレーまき散らしながら飛ばしまくる。怖い集団だなぁ(笑)。

「すごいスピードあるね。ぜんぜん大丈夫だね。」と褒めてくれながら
ついてきて!とばかりにテレマークでびゅんびゅん滑り下りていくOさん。
この人たち、いっぱい良いスポットを知っていそうで、ちょっと刺激的・・・。

別れ際、山小屋の話をして誘ってみると...
「知ってますよ~。お客さんからもちょこちょこ聞いてますよ~」とOさん。
おやおや、ちょっと話題になっているのかな?
こうして、遠征先でも山の仲間たちが増えることが、単純にとても楽しい。


c0195804_21504775.jpg

今年は雪の量がものすごいことになっている。
群馬の山小屋は、除雪が入らないので冬の間は荷物の出し入れから何から一苦労。
今年は雪が深すぎて4駆車もスタックし、エンジンも簡単にはかからず
ヒーターが効かなくなる凍てつく寒さが続いている。
雪かき必須、水道管も一晩で凍る。(これは毎冬のこと)
多少不便でも、その不便さを楽しみに変えてしまう何かが、ここにはある。

c0195804_2151218.jpg

そしてそんな山小屋には、ゲストが多数訪れる。
みんなで山遊びをし、温泉に入り、食事を作り、アツイ話を深夜まで繰り広げて夜を明かす。
そして翌日はまた一緒にフィールドへGO!だ。

ほぼ毎週ハジメマシテな方々とこうやって出逢って、一緒に遊ぶのもなかなか刺激的だ。
もともと、シーズン問わず、山遊びの基地として自分たちで建てた山小屋。
たくさんの人たちに訪れてもらって、仲間になって楽しい時間を共有する、、、
まさにこうした使われ方は理想とするところ。
そして同時に、情報交換の場にもなっている。これも、とても大事なこと。
雪山で遊ぶには、セルフリスクマネジメントは必須。
みんな、本当によく勉強していると思う。山に対して真剣な人たちばかり。

こうして無限に広がる横のつながりが、ひとつのムーブメントになって
いつの日か、何かがここから発信されることを、切に願っている。



c0195804_21515320.jpg

         可愛いゲストたちも、山小屋生活を一緒に楽しむ。癒される時間!
[PR]

by yuru-life | 2010-02-10 22:25