Home is always home

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とっさに、意地悪な質問をしてしまったかもしれない、、、そう思った。
「Kちゃん、アメリカに住んで、よかったと思う?」

彼女の表情が一瞬曇り、考え込んだ。

そして、言った。

「アメリカでもよそ者、日本でも半分よそ者。
なんだか自分がフワフワしている存在に思えて、辛い時もあるね。。。」

突然連絡をもらって、しばらくぶりに会えた私たち。
ニューヨークとその近郊でもう10年以上、頑張っている彼女。
専門を生かす道を長くは選ばなかったという共通の過去を持つ私たちだが
彼女はアメリカの大学で別の分野を勉強し直し、永住権を取得し
今では立派な肩書を持つ公務員となっている努力の人。

その間、私は3回ほど仕事などでニューヨークに行くチャンスがあったのだが
いつもお互いの都合がつかずにアメリカでは一度も会えず
だいたい1~2年に1度、彼女の帰国時に日本で会っていた仲。

その時初めて、彼女の弱い部分を見た気がした。
でもその後、すぐに笑って打ち消した。

「アメリカでも日本でも、田舎では人も温かいし
人と人との距離が近くて居心地良くて、そういうのは変わらないんだよね。
カナダもそうでしょ?」

うんうん、共通項だな。
どちらかというと、田舎派な私たち。
そして、マインドは、めちゃくちゃ日本人。

「Kちゃんの home は、いつでも日本だよ。」

海外で日本人として生きることの悩みと葛藤をいつも抱える彼女は
今日も相変わらずひょこひょこ歩き、荷物もどっさりいっぱい抱えていた。
一緒に肩を並べて勉強していた頃から20年間変わらないその姿に
なんだかつい、嬉しくなった。
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by yuru-life | 2009-12-15 21:55 | Life  

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